好き
お母さんは相談を真剣にきいてくれた。
普段はあんまりキレないお母さんだったけど、
ある時キレた。その時は、私がお母さんにイチャイチャしすぎて辛い
と相談した時だった。

お姉ちゃんたちに、
「もう、あんたたちうるさーい。お母さんは、あんたたちが付き合ってるのを
反対するわけじゃないけど、毎日家に来るのを反対する訳じゃない。
でも、純の気持ちを考えなさい。毎日、ため息ついて、イチャついてるのを
見てどんな気持ちだと思う?辛いよね。でも、純は人に言わないでずっと
一人で抱え込んでいた。無理に作り笑顔にして。どう思う?
おまけにこの前大心に振られて。別に振った大心を責める訳じゃない。
でも、みんな純の気持ちも考えてあげて。」

そう言った。
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