白いキャンパス
青色
梅雨があけて夏に入り、夏休みが入る。

彼女として接するようになった幼なじみの舞。彼女は明るくて男女関係なく人気がある。

夏休みはいっぱい遊び、一緒に宿題をする約束をして、終業式をあとに帰宅した。

夏休みになり、毎日会っていた。幸せな日々だった。

8月に入った最初の土日のこと。
地元で有名な祭りがあり、彼女は土曜日は友達と行くから日曜日一緒に行こうとのこと。

ボクも友達を誘い、そうすることにした。

地元の祭りだけあって、彼女との遭遇もあった。彼女は友達と行くと言っていた。
隣りにいたのは男だった。学校のやつじゃない。ボクの知らない男と歩いていた。

2人の時間が止まった。

ボクは、頭が真っ白になっていた。
ボクの友達が口をひらいた。

『だれなん?そいつ。』
『友達やで。じゃあ、うち行くわ。』
彼女は去った。

ボクはただ彼女の背中を見ていることしかできなかった。
友達は、気にすんなよ、と言ってボクを慰めてくれた。

ボクの心は落ち着くことなくその日を過ごした。
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