満月の日
「んっ…。ハード…?どうしたんだい…?」




ようやく目が覚めたのか、ボーッとした表情でピードが聞く。




「ガンマが…誘拐された…。」




「えぇっ…!?」




ハードの一言に、ピードは一気に覚醒し、ハードは紙を握り絞めた。




ちょうどティラとリンがやってきた。




「よっ。大将。ピード。」




「大きな声が聞こえたけど…、一体どうしたの?」




リンは軽く手を上げ、ティラが首を傾げる。
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