満月の日
「ガンマが…、誘拐されたって…。」




「えっ…!?」




「はぁっ!?」




ピードの一言に、二人は声を上げた。




「おいおいおい!!冗談だろ…!?」




「何かの間違いじゃあ…。」




リンは声を上げ、ティラは不安そうに言う。




「いや…。間違いではない。これが証拠だ。」




ハードはそう言って紙を出す。




二人はそれを見て、ピードも立ち上がって紙を覗き込む。




紙にはこう書かれていた。
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