満月の日
そこには何と、白い鎧を着た一人の兵士が、傷だらけになって倒れていた。




「大丈夫ですか!?しっかりして下さい!!」




ティラが慌てて駆け寄り、回復魔法をかける。




すると、一瞬にして兵士の傷が治った。




「あ、ありがとうございます…!!」




気付いた兵士は礼を言う。




「何があったんだ?」




ハードの問いに、兵士はすがるように言った。
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