満月の日
「お前を置いていけるか。」




「バカ野郎…。お前に、もしものことがあったら、この国はどうなる?」




「お前がいる。」




「…オレは王にはなれん。」




そう言った時、モンスター達が一斉に襲いかかってきた。




「行け!!ヴィル!!」




「行かん!!」




ミシェルの大声にヴィルヘルムも大声で言う。
< 126 / 226 >

この作品をシェア

pagetop