満月の日
「おい。お前らは何者だ?」




ミシェルはランスを構え、五人全員を睨み付ける。




そこに兵士が一人出てきた。




「陛下!!」




兵士の出現に、ヴィルヘルムは驚きに目が見開く。




「フード!!生きていたのか!!じゃあ、お前がこの者達を連れてきたのだな。」




「はいっ!!陛下が無事で何よりです!!」




「えっ!?お兄ちゃん、王様なの!?」




聞いていたガンマは思わず声を上げる。
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