満月の日
ガンマは怯えることなく、ダーク・マターに跳びかかっていった。




しかし、その攻撃は相手に届かなかった。




不気味に笑いながら。




「何?僕を倒したいの?言っとくけど、キミには無理だよ。」




「やってみなきゃ分からないだろ!!」




そうガンマは言うと、何やら呪文を唱え始めた。




「今こそ邪魔な者に、灼熱の裁きを与えたまえ!!グラビディアス!!」




次の瞬間、地面に亀裂が入り、そこから炎が燃え上がった。




辺りが炎の海に包まれる。




しかし、炎を裂くように青年が立っていた。




「!!」




「んー。この世界最大の攻撃を使うなんて。キミもやるね。だけど、これだけじゃ、僕は倒せないよ。」
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