満月の日
激しいスコールが船に直撃する中、空を浮いている人物がいた。




アクアである。




彼女は飛行モンスターや、水中モンスターを引き連れて、遠くから船を見ていた。




「これ以上、ダーク・マター様には近付けさせない…。」




アクアはカマを持つ手に力を入れる。




「行くわよ。」




アクアの一言に、モンスター達は鳴き声を上げながら船に襲いかかってきた。




「敵襲ー!!敵襲ー!!」




船員の一人が声を上げる。




「全員持ち場につけ!!一暴れするぞ!!」




「おぉー!!」




ガッツの一言に船員達は雄叫びを上げる。




「俺達も戦うぞ。」




「うん!!」




「えぇ!!」




「分かった!!」




「あいよ。」




ハードの一言に、ガンマ、ティラ、ピード、リンは頷いた。




敵がすぐそこまでやってきている。




そして、戦いが始まった。
< 186 / 226 >

この作品をシェア

pagetop