満月の日
そんな中、別の扉に入ったティラの前にいたのはミィルだった。




「あなたは…?」




ティラはジッと彼女を見る。




「私の名はミィル…。あなたを…ここで…始末します…。」




ミィルはそこまで言うと、掌から黒い球体が現れた。
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