満月の日
「ところでガンマ。お前はこれからどうするんだ?」




「別に、これと言ってない。」




「なら何もないが、俺の家に来るか?それなりの礼もしたいからな。」




「本当か?じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。」




それからガンマ達は、ハードを先頭にし、森から立ち去った。




薄暗い森を歩く中、空から全てを見下ろしている者達がいた。




その二人の背中には、悪魔の翼が生えている。




蛇のような、深緑色の肌を持つ女が口を開いた。
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