満月の日
その反動で、ミィルはバランスを崩す。




それと同時に、ハードの一振りが見事に当たり、ミィルはその場に倒れた。




それと同時に、ティラはその場に座り込む。




「大丈夫!?ティラ姉ちゃん!!」




「えぇ…。何とか…。」




ガンマが慌てて駆け寄り、ティラは一息つく。




そこに、




「おーい!!」




と、ピードが声を上げながらやってきた。




後ろには、リンもいる。




「ピード!!リン!!良かった!!二人共、無事だったのね!!」




ティラは嬉しそうに言う。




「何とかね。ティラも無事で良かったよ。」




ピードが小さく笑って答えた。




「さて。これで全員揃った。皆、準備は良いな?」




ハードは仲間達の顔を見ながら聞く。
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