満月の日
人間とは思えないほどの強い一撃に、さすがのハードも顔をしかめる。




「フレア・バースト!!」




そこに、ガンマの攻撃魔法が見事にアントスに的中した。




よろめいた一瞬の隙に、リンの攻撃魔法、ピードの拳、ハードの攻撃が炸裂する。




一斉攻撃を受けたアントスは、口からペッと血を出してニタリと笑った。




「なるほど…。少しはやるようですね…。では、ここからは本気で行かせてもらいます!!」




アントスはそこまで言うと、回りに黒い煙を漂わせた。




何やら不気味な雰囲気が漂う中、どんどんアントスの姿が変わっていく。
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