満月の日
手足からは鋭い爪が生え、ゴキゴキと、背中が大きくなり、小さな悪魔の羽が生える。




顔は獣のようになり、口から牙が生える。




その生々しい光景に、ガンマ、ハード、リン、ピードは顔をしかめ、ティラは口を手で隠す。




そして、煙がなくなると、アントスがいた場所に、ダーク・マター…もとい、一匹の黒いデーモンがいた。




「これがヤツの本当の姿…。」




ガンマが息を飲む。




ダーク・マターは金色の目を光らせると、巨大な爪を振り下ろした。




サッとよけるガンマ達。




ズシンと大きな物音がし、建物が揺れた。
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