満月の日
「大丈夫。僕もそれなりに戦えるよ。だから安心して。」




「そうか?じゃあ危なくなったらすぐ逃げるんだぞ?」




「うん。分かった。」




町人の言葉にガンマは頷いた。




そこに、ティラがハードの元にやってきた。




「ハード!!結界を張り直してきたよ!!そっちは?」




「俺達も準備が出来たところだ。後は夜になるのを待つだけだ。」




ハードの一言にその場にいた全員が息を飲んだ。
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