満月の日
辺りが暗くなり、不気味な三日月が町を照らす中、一本の木の上に、長い黒髪をなびかせ、悪魔の翼を広げて立っている一人の少年がいた。




キンである。




彼は、金の瞳をギラリと光らせ、大量のモンスターを引き連れていた。




そして、彼がニタリと笑って一言。




「行け。」




すると、モンスター達は声を上げながら攻めてきた。




「来たぞ!!」




町人の一人が声を上げる。




「あんた達は出入り口を守ってろ!!ここから出るな!!」




リンが声を上げる。




「行くぞ。」




ハードを先頭に、リン、ガンマ、ピード、ティラと続いた。
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