満月の日
「なっ…!?」




途端にハードは言葉を失った。




何と、ハードに襲いかかってきたのは、元の姿に戻ったガンマだったのだ。




しかも目の色が赤くなっている。




「ガンマ!!俺が分からないのか!?」




ハードが声をかけるが、自分の意識がないのか、次々に攻撃をしてくる。




ハードは舌打ちをした。




「チッ…。」




ガンマの攻撃をかわしながら、ハードは彼の腹をドカッと殴った。




するとガンマはその場に倒れた。




ハードは倒れたガンマを肩に担いで走り出した。
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