満月の日
ハードの言葉にティラは何とか頷くと、またバリアを張った。




「今度はここが弱い。」




そう言って、足元を叩かれ、バリアがガラスのように割られた。




「もっと、平等に力を入れた方が良いな。」




ハードの言葉に、リンがボソリと一言。




「アンタしかそのバリアは壊せねぇよ。」




リンの突っ込みに、ガンマとピードは無言で頷いた。
< 79 / 226 >

この作品をシェア

pagetop