満月の日
「まっ…、まだまだ!!」




ピードはなおも立ち上がろうとしたが、その場にバタンと倒れた。




「大丈夫か?動けるか?動けるなら、木陰で休もう。」




「…うぃーす…。」




そう答えると、ピードはフラつく足取りど木陰に移る。




そして、糸が切れたように、その場にズルズルと仰向けに倒れ込んだ。
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