月夜の散歩
春樹は陽菜を溺愛していた
陽菜の少しの変化にも敏感に反応する
心に闇を抱えてしまった妹を心配しての事だった
幼い頃から「ひーちゃん」と呼んでいるが反応があったのはここ最近だ
両親の前では口を閉ざし耳を塞ぐ
心への侵入を防ぎ愛を受け入れようとしなかった
俺とだけは口をきいていた
会話らしい会話ではなかったが…
陽菜は俺が守ると決めた…あの日あの時…
いつか俺の代わりに守ってくれる奴が出来るまでは…
陽菜の少しの変化にも敏感に反応する
心に闇を抱えてしまった妹を心配しての事だった
幼い頃から「ひーちゃん」と呼んでいるが反応があったのはここ最近だ
両親の前では口を閉ざし耳を塞ぐ
心への侵入を防ぎ愛を受け入れようとしなかった
俺とだけは口をきいていた
会話らしい会話ではなかったが…
陽菜は俺が守ると決めた…あの日あの時…
いつか俺の代わりに守ってくれる奴が出来るまでは…