月夜の散歩
「…可愛い奴だな」
ボソッと呟いてじっとあたしを見つめて顔を近付けてくる
あたしは唇が触れ合う寸前で冬夜の両頬を手で挟んで止めた
「みっみんな…みてるよ…?」
冬夜はチラッと周りに目をやった
「ちっ…行くぞ」
みんな目を見開き固まっている
「あはっ…あはは…」
あたしは引きつった笑顔で冬夜に腰を抱かれて歩きだした
皆それを茫然としながら見ていた…恥ずかしんですけどー
女の扱いに慣れてるんだか俺様だからなのか…
あたしもしかして大勢いる中の1人とかじゃないよね?
いくらなんでもそれは嫌だなぁ…なんて思いながら歩いていた
ボソッと呟いてじっとあたしを見つめて顔を近付けてくる
あたしは唇が触れ合う寸前で冬夜の両頬を手で挟んで止めた
「みっみんな…みてるよ…?」
冬夜はチラッと周りに目をやった
「ちっ…行くぞ」
みんな目を見開き固まっている
「あはっ…あはは…」
あたしは引きつった笑顔で冬夜に腰を抱かれて歩きだした
皆それを茫然としながら見ていた…恥ずかしんですけどー
女の扱いに慣れてるんだか俺様だからなのか…
あたしもしかして大勢いる中の1人とかじゃないよね?
いくらなんでもそれは嫌だなぁ…なんて思いながら歩いていた