月夜の散歩
「来いよ」


グイッと手を引っ張られ中に入ると横から誰かがいきなり飛びついてきた


「ぐえっ…ぐっ…ぐるじぃ」


「陽菜ー会いたかったよー♪んーやぁらかい…いい匂いするなぁ」


このかっるぅーい感じ…


「あ~ら~しー!どこ触ってんのよーこの変態!!」


あたしは胸を押さえて怒る


どさくさに紛れて胸を触るなんて許せん奴だ


「嵐…てめぇいい度胸してんじゃねーか…誰の女だと思ってんだ…?俺だってまだ胸触ってねぇんだぞ!!」


「怒りポイントそこですかい!」


冬夜から『愛の制裁』を受けた嵐は暫く動かなかったのは言うまでもない
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