月夜の散歩

お前の為に

「はぁーっやっぱりドキドキしちゃうよ…」


最近の冬夜はスキンシップが多すぎる


異性との触れ合いに慣れてないあたしは毎回ドキドキなのだ


「男の子って皆ああなのかな…あたし心臓もつかなぁ」


ぶつぶつと呟きながら一階に降りて行った



「あっ陽菜さんお疲れっす!」


元気よく挨拶してきたのは「新くん」


年下の可愛い弟系


優と同じ匂いがする感じかな?


「新くんは何時も元気だね!」


「それだけが取り柄っす!」


元気よく言うとヘヘッと笑う
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