月夜の散歩
「…好きだから大切にしてー…こんな風に思うの初めてなんだ…」


冬夜の真剣な思いが伝わり泣きそうになった


こんなあたしを大切にしたいなんて


「うん…ありがと」


もう一度きつく抱き締められる



「でもキスくらいはさせろよ!後ちょっとは触らせろ…」


そう言ってあたしのお尻を撫でた


「やっ…もおーやっだ!!」


腕から逃れようともがく


「離さねーよ?」


ニヤリと笑いながら腕に力を入れ逃れられなくしまたお尻を撫でる


「へんたぁぁーい!!」


そんなこんなであたし達の朝は過ぎてゆくのだった
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