もう一度笑いあえるその日まで
「仲良くなってから早すぎると思うかもしれないけど
こうやって話してて俺めちゃ楽しくて
もっとお前のこと知りたい
でもお前が彼氏いるのも知ってるし、彼氏ともすぐに別れてくれなんて言わないから
彼氏に言えないような愚痴とかしょうもない話とか、俺に話して
いつか俺の彼女になってくれるなら待つから
さくら、これから俺と付き合う確率は1%でもあるかな?」


「うん!!」

「その言葉だけで俺頑張れるからさ」



どうしよう…
言ってしまった
長谷さんがこんなことを言うなんて信じられない
そんな気持ちでした


この時あつしはどんな気持ちだったのかな?
もしかしたら、私が卓也と付き合っていたままの方がお互い楽に恋愛できてたかな?

あつしは、そんなにすぐ私が卓也と別れるなんて思ってなかった?

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