もう一度笑いあえるその日まで
二人で鞄を枕にして寝そべって話をしていました

私はあつしの誕生日が近かったのでプレゼントを用意していました

「そろそろ帰ろっか?」

あつしが言いました
もうこんな時間なんだ
もっと一緒にいたいのに…


体を起こして座って目があった瞬間…
あつしの顔が近づいてきました


必死に私はあつしを止めました
「まだだめだよ、彼氏に悪いから」

「ほっぺにだよ?」


それならいっか?そう思ってたら、あつしはチュッて唇にチューしてきました

あぁしてしまった


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