もう一度笑いあえるその日まで
母が再婚した当初、新しいお父さんが家にやってきて仲のよい二人を見ていると私だけ居場所がない気がして、卓也の家によく家出していました

卓也の家から学校に通い、バイトに向かう


でも卓也はその度に私の家まで、私を送り届けては一緒に謝ってくれました

あの時卓也がいたから、私は毎日を送れていたんだと思います

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