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僕に助けを求めた君は死神でした。 読み進めていくうちに、きゅうっと胸が締め付けられました。 切ない中にも綺麗な描写、“僕”の心の暖かさが凄く伝わってきます。 満月の夜、ゆっくりと読みたい作品です。
ちょっと物悲しいお話でしたが、 でもそこには明確な愛がありました。 波打つ湖にくっきりと浮かぶ美しい月に、 彼は今夜も彼女との再開を願うのでしょう。 ロマンチックな雰囲気を堪能させて頂きました。 オススメですよ。
愛した人が自らの命を奪う 何と因果な事か 共にいる事で自らが人でなきものに変わる 何と悲しき事か それでもあなたと 今宵の月を眺めていたい 何と美しき心か 僕が僕でなくなる それでも 僕があなたを愛する心は変わらない…