想〜ごめんね、ばいばい〜

殆どの生徒が
西内高校3年2組の教室からいなくなると、女子2人がある1つの机を哀しい眼で視野に拾い語りだす

「彩弓が学校を休むなんて‥」

哀しみの色をふくんだ
少し高い声が沈黙を破る。
彼女は雪。彩弓の親友である。
雪の様に白い肌、染めてはいないはずなのに色素の薄いフワフワの髪の毛。
クラスのマドンナ 異
西高のマドンナかもしれない。

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