ねぇ、気づいてよ【短編】




お風呂からでるとリビングにカバンが置いてあった。



どうやら都絵君は帰ってきたようだ。



寝室のドアを開けるとやはりそこには
都絵君が横たわっていた。





私はさっき堪えたはずの涙がまた
滲んできた。


もう、我慢の限界だわ!




「うっ…ふぇっ…」




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