I LOVE YOU...♡
「いってきまぁ-すっ!」
「妃奈-朝ごはんは-?」

「無理!いらなぃ!電車に送れる....」

毎回遅刻ギリギリの私。桜井 妃奈(さくらい ひな)は
今日も駅まで猛ダッシュです....。

「まもなく-3番線に-東岡山高等学校方面の電車が-まいります-。」

「うわぁぁぁぁ-。」
勢いよく階段を駆け上りなんとか電車時間に間に合った。

「妃奈☆おっはょ♪間にあってよかったね-。」

「はぁ-。夏美...おはょ...はぁ-。」

「今日はいつもより遅いから遅刻かと思った♪」

「いやいや。夏美-それ笑顔で言わないの!」

「あはは-。だって-妃奈遅刻魔じゃん」

「うっ。ま-そだヶど....」

「お!桜井に碧じゃん」

「「あっ。空くんぉはよ。」」

「なんだ-。桜井はまた今日も駅までフルマラソンだったのか?」

「えっ?なんでわかったの?」

「いつものことだから♪」

そーいって彼は私に満面の笑みでピースをした...。

「んも-夏美と似たようなこといわないでよ!」

「何?碧も言ったの?」

「そだょ-。だって妃奈のマラソン、毎日だもん。」

「あ-も2人して私をいじめるなー。」

「碧と桜井って幼稚園のころから一緒の幼馴染なのに
 なんでこ-全然違うかな。」

「どーゆー意味よ。」

「そのままの意味☆」

「空クン最低ー」

「好きに言っとけw」

「妃奈も空君も学校次の駅だよー。」

「あwほんとだwさっすが碧。誰かさんとは大違い♪」

「夏美-夏美の遺伝子私にもちょ-だぃぃぃ-」

「えっw無理だよ。」



< 1 / 4 >

この作品をシェア

pagetop