時空奏者
「まあ、とにかくだ。気をつけて帰るように!」
「先生には言われたくないですよ!」
―――あれは、夢だった?
ハルカが咄嗟に首元に光るネックレスを触る。
そこには、確かにネックレスがあった。
「ハルカ!帰ろ!!」
「……うん」
―――いや、夢じゃなんかじゃない!
………あれは、
現実(リアル)だった…!!
夕暮れと共に迫る夜。
記憶の中で逆転した朝と昼と夜。
―――ああ、もう!どうなってるの!?
ぐるぐる回る世界の端のほうで、ハルカは考えた。
―――あたしの周りで、一体何が起きてる…!?
しかし。
その答えは、時空をこえた遠い遠い闇にいるエレンにしか分からない。
……
…
金髪超絶美少女サリアと
綺麗な青い目をした
色素の薄い金髪のアンドロイドに出遭った。
―――第1章
そして、ハルカは出会った
~異空間にいる口の悪い赤髪美少女と不思議な時間~