時空奏者
―――――――――
――――――
――――
「フレイム、ご苦労様でした」
「いえ、それでは」
リンの元へと無事に到着したハルカ達。
フレイムはにっこり笑うと、もと来た道を辿って帰っていってしまった。
場所は、アクアの建物から南西に向かったところ。
それは丘の上だった。
「リン!…ここ、何して…?」
視界に広がるのは、緑豊かな自然。
―――リン以外、誰もいない。
「え?あ、あぁ…。そうですね、『訓練場』です」
「訓練…?」
「えぇ、でもあまり気になさらないで下さい。
話はフレイムから聞いてますので、行きましょうか」
「はい!?」
―――何を聞いたの!?
え、ホントに何するの…!?
ハルカが軽くパニックになってるのも知らず
解散!と叫ぶと、さっさとリンは近くの小さな建物へと行ってしまう。
「ハルカ様、こちらへ」
「あ、う、うん!」
小走りでリンの元へと走って行く。
―――カード、とか言ってたけど…なんだろう?
まぁいいか、と軽い気持ちでいたハルカ。
そして、
「入りますよ?」
ハルカを待っていたその建物は、
何かを悟ったように
静かに、その扉を開いた。
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「フレイム、ご苦労様でした」
「いえ、それでは」
リンの元へと無事に到着したハルカ達。
フレイムはにっこり笑うと、もと来た道を辿って帰っていってしまった。
場所は、アクアの建物から南西に向かったところ。
それは丘の上だった。
「リン!…ここ、何して…?」
視界に広がるのは、緑豊かな自然。
―――リン以外、誰もいない。
「え?あ、あぁ…。そうですね、『訓練場』です」
「訓練…?」
「えぇ、でもあまり気になさらないで下さい。
話はフレイムから聞いてますので、行きましょうか」
「はい!?」
―――何を聞いたの!?
え、ホントに何するの…!?
ハルカが軽くパニックになってるのも知らず
解散!と叫ぶと、さっさとリンは近くの小さな建物へと行ってしまう。
「ハルカ様、こちらへ」
「あ、う、うん!」
小走りでリンの元へと走って行く。
―――カード、とか言ってたけど…なんだろう?
まぁいいか、と軽い気持ちでいたハルカ。
そして、
「入りますよ?」
ハルカを待っていたその建物は、
何かを悟ったように
静かに、その扉を開いた。