夢のつづきっ☆

放課後。

「そらー!」

帰りのホームルームが終わった後
「ちょっとまってて。」

と言われたから教室でヒマを持て余していた。


「おっそい!」

「ごめんごめん。」

といってこーへいが笑った。

…その笑顔にキュンとしたのはうちの思い過ごしだよね?


「で?付き合ってほしいコトってなに?」

「スキな人におくるプレゼント。」
と言うと照れ隠しなのか顔を手で覆った。


「いいよ。付き合ってあげる。」

「ありがとよっ。」

こーへいはそう言うとうちの頭をわしゃわしゃなでた。






「これなんかいいじゃん」
「えー?俺はこんなのは似合わないと思うよ。」


いま、ネックレスを選んでいた。
何がいいの?ってきいたらネックレスって言っていたから。






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