リアルゲーム
File02:始まりとスタートボタン
「それでは、


この会場にいる


皆さんの中から5名様を

このリアルゲームの


お試しプレイヤーとして

本日、この会場で


挑戦して頂きたいと


思います」と


アナウンスがあり


ステージを照らしていた

スポットライトが消え


再び会場が暗くなった


すると5つの


スポットライトが


俺、隆弘


そして博士、健二、義政

の順で当たった


俺以外の4人は


大喜びだったが


俺だけは


パーティーに誘われた


ときよりも強い不安が


頭を駆け巡ったため


自動ドアにしか見えない

『リアルゲーム』を


睨みつけていた


その間に他の4人は
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