―イケメン男子に囲まれて―[完結]
「おーいお前ら、そろそろ帰れよー。」
廊下から神崎先生の声が聞こえる。
「はいはいー。」
ハヤト君が面倒くさそうにカバンを持つ。
「レンも来たことだし、帰ろっか~。ヒナちゃん、先生との用事終わったら一緒に帰らない?」
ヒナタ君がと尋ねてくる。
「ごめんね、今日は一緒に帰れないんだ。」
「そっか~……分かった!じゃあ、また明日!」
ヒラヒラと手を振ってくる。
「うん!バイバイ!」
教室を出ていく4人に手を振る。
*
誰もいなくなった後、神崎先生が教室に入る。
「待たせたね。じゃあ、帰ろうか。」