青春サプリメント
場面は変わって
━━━━━春。
普通なら、
「満開の桜並木を ピンク色の雨が降り頻るなか颯爽と歩く私(笑)」
とかなんとか言うのかもしれないけど、残念。
学校の付近に桜並木なんてない。
代わりにイヤというほどの杉並木があって、重度花粉症の我を殺す勢いで花粉を飛ばしている。
お陰で入学式から不審な目で見られて、陰では「汁垂れ流し女」と呼ばれることとなった…(後者は後に友人の口から語られた。)
初日から勘違い感全開のバッチリ濃い目ガチガチ愛されアイとグロスとその他諸々メイク(笑)をしていった我は 涙でメイクが落ちて、宛(さなが)ら幽霊のようであったらしい(こちらも友人の後日談。)