Time is gone
ここのジジイは、老人会の旅行は旅行でも、韓国旅行ではなく、他の老人会のそれに参加していたのだ。もっと入念な聞き込みをするべきだった。目の前にぶら下がった千載一遇のチャンスに浮かれ、旅行は一つと決めつけていた。一つのミスが命取りとなる、もっと慎重に行動するべきだったのだ。
だが幸いにも、老人は鼾をかいて眠っており、起きる気配もなかった。仕事は五分あれば十分だ。俺はさっそく仕事に取り掛かった。
思わぬトラブルが起こったものの、天は俺を見放さなかった。いや、むしろ歓迎していたのかもしれない。宝の山は何と、ガラクタと貴重品が綺麗に仕分けされていたのだ。俺はその場で、声にできない歓喜の咆哮を上げた。
それだけではない、宝の山は正に宝の山だった。今回頂戴してきた古銭や茶碗などの小物はもちろん、壺や絵画なども中々の代物だった。
だが幸いにも、老人は鼾をかいて眠っており、起きる気配もなかった。仕事は五分あれば十分だ。俺はさっそく仕事に取り掛かった。
思わぬトラブルが起こったものの、天は俺を見放さなかった。いや、むしろ歓迎していたのかもしれない。宝の山は何と、ガラクタと貴重品が綺麗に仕分けされていたのだ。俺はその場で、声にできない歓喜の咆哮を上げた。
それだけではない、宝の山は正に宝の山だった。今回頂戴してきた古銭や茶碗などの小物はもちろん、壺や絵画なども中々の代物だった。