END6ヶ月間生存日記
章『あれ‥亮さっきまで優希心配して来ててんで???』

「‥‥‥‥‥‥‥」

章『あいつ夜の方の仕事きっとあったんやで???』

「‥‥‥‥‥‥‥」

章『でも‥ちょっとくらい顔だせよな‥』

「‥‥‥もういいで??」




静かに優希はまだ雨が降りしきる窓を見つめながら言うた。




「亮ちゃんはいっつもそうやもん。」

章『ちゃうって!!!』

「もうええねんッ!!!!!」




優希は怒ったように叫んだ。




章『優希‥??』

「あたしが甘い考えやねん。いつもそっけないけど‥たまにしか会われへんけど‥」

章『優希‥‥』

「こんな時くらい側におってくれるかな思ったんが甘かってんって!!!」

章『‥‥‥‥‥』

「‥‥甘かってん‥っ。でもな‥この半年だけでいい‥優しくしてほしかってん‥」




あ‥‥

あかんわ俺‥

今まで止めてきたもんが今弦が切れたみたいに

プツって切れた。

今俺亮にはらたってるわ。

優希を亮に任せておかれへんって思ってる。




「あたしは‥毎日不安で一人でいたらつぶされちゃいそうやのに‥っ」




そんなこと言わんとって???

いやそんな言葉いわせたくない。
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