END6ヶ月間生存日記
章『‥‥はぁ‥‥はぁ‥』




病院の廊下を息を切らしながら歩いて

優希の病室へ向かう‥。




章『えっと‥802号室‥は‥‥あっあった』




ドアが少し開いていて廊下に部屋の明かりがもれていた。




「‥‥‥‥‥亮???」




俺はドアのぶに手をかけようとしてやめた。

そっと少し開いたドアの隙間から中を覗きこんだ。




「‥‥‥亮どうしたん??黙り込んで‥」

亮『‥‥優希 ‥??』




今日の朝まで俺が座っていたパイプ椅子に座っている亮の姿が見えた。




章『‥‥‥‥‥‥‥』




ガバッ‥




「‥‥!!!亮??」




亮が優希をいきなり抱きしめたのが見えた。




亮『‥‥‥‥‥』

「‥‥‥‥‥亮‥‥」




無理やり抱きしめていた亮の手の上に

優希の手がそえられ優希も亮を抱きしめ返していた。




章『‥‥‥‥‥‥‥‥っ』




俺は2人にはばれないように病室を後にした。
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