END6ヶ月間生存日記
俺は言葉を失ってもうた。

亮の腕の袖には血がついとった。




亮『‥‥優希がいかんとってって掴んだ時に‥』

章『何で血何かつくんや?!!』

亮『点滴台倒れてん‥』

章『‥‥なんでおったれへんかったんや??』

亮『‥‥‥‥‥あんな‥俺らさっき別れてん‥』




俺は頭ん中がまっ白になった。

同時に今まで感じたことのないような腹立ちを覚えた。




章『‥‥‥なんでや‥‥‥』

亮『‥‥‥‥優希は俺とおらん方がええ。』

章『何言うてんねん?なんでせめて今日くらいおったらんかったんや。』

亮『俺はあかんねん‥。』

章『なんで今までお前に一つもわがまま言わんかった優希を突き放してまでここにおるんや!!!!!』




大きな声でどなってもうた。




章『なぁ!!!なんでや!!!優希が何した言うねん!!!』

亮『‥‥なんもしてへん。』

章『泣いていかんといて言われてんやろ??何でおったれへんねん!!!』




完全に俺の理性ってもんはこの時プッツリ切れてもうた。

ドンッ!!!!!

ガシャンッ!!!!




亮『‥‥‥‥‥‥っ』
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