END6ヶ月間生存日記
亮『優希?!どうしたんや??何かあったんか‥』

「あの‥すいません‥優希の母ですが‥」




電話の向こうからは優希ではなく

申し訳なさそうな声で喋る優希のお母さんの声が聞こえた。




亮『‥あっすいません‥ちょっと気が動転して‥』

「あっいいんですよ‥!!!あのお尋ねした事がありまして‥」

亮『はいなんでしょうか??』

「この娘の携帯の着信履歴みて今亮君にかけたんですけど‥優希が‥病院から消えたんです‥」




俺の嫌な予感は見事に的中した。




亮『えっ?!病院って‥??』

「あの子携帯も置いたまま消えちゃって‥履歴に亮君と章大君の番号があって前々から仲良しって娘に聞いてたんでかけてみたんですけど‥」

亮『昨日で入院終わりじゃなかったんですか?!』

「あっ‥‥‥‥あの子‥ガンやから‥」

亮『‥‥‥‥‥え‥‥??』




俺は言葉を失った。

っと言うより言葉が思いつかなかった。
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