END6ヶ月間生存日記
「‥あたしな‥そろそろあかんみたいやねん‥」
か細い声で言う優希 ‥
「昨日発作起きてもう死ぬかと思ったけどまだみたいやねん‥」
うっ血した俺のこぶしが痛みだす‥
今まで感じた事のない感情に俺は素直になる‥
亮『‥‥俺は今でも優希の魔法使いです‥』
ピッピッピッ
「‥‥‥章大が‥??章大が言うたん??」
亮『‥‥っそうや‥‥あいつが言うた事やっ‥』
これで俺の出番は終わった‥
でも今不思議なくらい優しい気持ちになれとる自分がおる。
「亮ちゃん‥章大にあわせてくれへん???」
亮『え‥‥ここに呼ぶんか??』
「ちゃう‥あたし自分の力で歩いて‥あの公園で章大に会いたい‥」
亮『‥‥‥死ぬで‥??』
「どうせもうあかんのは分ってるねん‥。お願い‥最後のお願い‥」
亮『‥‥‥‥分った。優希仕度し。俺今から章大に電話するから‥』
無茶なことなんて分ってる。
最後なんてあっけないんも知ってる。
だから‥だからこそ‥
華麗にはかなく散って欲しいねん‥優希には‥。
か細い声で言う優希 ‥
「昨日発作起きてもう死ぬかと思ったけどまだみたいやねん‥」
うっ血した俺のこぶしが痛みだす‥
今まで感じた事のない感情に俺は素直になる‥
亮『‥‥俺は今でも優希の魔法使いです‥』
ピッピッピッ
「‥‥‥章大が‥??章大が言うたん??」
亮『‥‥っそうや‥‥あいつが言うた事やっ‥』
これで俺の出番は終わった‥
でも今不思議なくらい優しい気持ちになれとる自分がおる。
「亮ちゃん‥章大にあわせてくれへん???」
亮『え‥‥ここに呼ぶんか??』
「ちゃう‥あたし自分の力で歩いて‥あの公園で章大に会いたい‥」
亮『‥‥‥死ぬで‥??』
「どうせもうあかんのは分ってるねん‥。お願い‥最後のお願い‥」
亮『‥‥‥‥分った。優希仕度し。俺今から章大に電話するから‥』
無茶なことなんて分ってる。
最後なんてあっけないんも知ってる。
だから‥だからこそ‥
華麗にはかなく散って欲しいねん‥優希には‥。