時代を越えた物語
龍馬は手を伸ばしてきた。私は握らず自分で立ち上がった

「お登勢さんの朝飯がまちょるぞ」

龍馬にそう言われると着替える為に龍馬を部屋から押し出した


それから暫くして着物に着替えて龍馬を中に入れた

「朝ご飯が出来ましたよ」

優しく声をかけ龍馬の横から出て来た、お登勢さん

私は2人を部屋に入れた

「まぁ、1日で着付けを覚えたんですか…凄いですね」

私は少し頬を赤らめた…

「お登勢さんがやっていたのを真似しただけですよ。帯とかずれてますし…」

謙遜する私を見て、クスッと笑う。すると、お登勢さんは帯の結び方を教えてくれた

「貴方はとても可愛らしい女の子ですね」
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