時代を越えた物語

坂本龍馬ルート3 恋の瞬間

ある朝のこと、私は龍馬と喧嘩をしてしまった・・・
原因はとても些細なことだ
龍馬が私の着替えを見たか見てないの喧嘩だ

(私って、まだ子供だな・・・)

そんなことを思いながら町を桂さんと歩いていた

「美羽ちゃん?」

心配そうに顔をのぞきこむ桂さん・・
悪いことをしってしまったと罪悪感を感じてしまった

「ごめんなさい。私のわがままに付き合わせてしまって」

「良いよ。ちょうど暇だったから」

優しく微笑む姿に私は苦笑いをした

龍馬と衝突したとき龍馬があんな風に怒るなんて、一瞬‘怖い’と思って
しまった・・・

『美羽は人を疑いすぎるぜよ!』

確かに私はここに来てから人を疑いすぎかも知れない・・
だけど、龍馬もあんな言い方しなくても良いと思う
けど・・・私も悪いのかな

もう内心ゴチャゴチャだった・・・

「龍馬と話してみたら?そしたら何か変わるんじゃない?」

「絶対に口聞くつもりない・・」

すると、いきなり人の悲鳴が聞こえた・・・
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