時代を越えた物語

そこには私の顔を心配そうに見つめる龍馬がいた・・
どうやら、私は泣いていたらしい・・・

頬に涙がつつったあとがあった

「龍馬・・・」

思わず抱きついた私。龍馬はそれを優しく受け止めて
くれた

(あぁ・・私はやっぱり、彼が好きなんだ)

自分の思いを確認できた
あとは彼に気持ちを伝えるだけ・・・けどその言葉が
出てこない

「美羽・・・」

龍馬が私の名を呼ぶ・・・

「何・・?」

「好きじゃき・・」

突然の告白に私は唖然とした
そして、我に返った時涙が溢れ出してきた

「おまんが居ないとき心に穴が空いてとても苦しかった・・
そん時、おまんを愛しちょることに気づいたぜよ。」

「私も龍馬が好きだよ。夢で龍馬が死んじゃった夢を見て
離れたくないと思った・・」

私達、二人はお互いの気持ちを素直に伝えた・・・

そして、甘く蕩けるようなキスをした
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