今日から私、男子校
オンボロ寮
私はなんとか
寮をみつけた。
そこの周りには何にも
なくてぽつんっと
小さくて古い寮が
建っていたのだ…
とりあえず 寮に
入ると食堂らしき
ところから
おばさんがでてきた
おばさんは
「おや、まぁ
いらっしゃい。
私は食堂の中村よ
宜しくね。」
と笑顔で言ってくれた
私も笑顔で
挨拶をした
『こちらこそ
宜しくお願いします。
高橋 南です。
俺は
どこの部屋ですか?』
と中村さんに聞くと
「たしか202よ。
201は人が
住んでるけど
それ以外はまだ住んで
ないから宜しくね♪
私も朝と夜のご飯を
作りに来るだけ
だから この寮は
ほぼ二人きりよ。」
『え―――――――!?』
私はまた驚いた
まぁ仕方ないので
中村さんにお礼を
言って階段を
上がった―――――――
この寮は お世辞でも
綺麗とは言えない
まぁ学校が綺麗
すぎたせいかも…
階段はのぼるごとに
ギシ ギシと言って
壊れないか心配に
なってしまう。
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