今日から私、男子校


すると高橋は
いきなり俺に抱きついてきた


『一人に…しないで…ヒック…もう…ワガママ言わないから……グスッ……私を嫌いにならないでっ』




俺は高橋をギュッと
抱きしめて

「大丈夫だから、俺はお前を嫌わないから。安心しろ。」というと



高橋はギュッと俺を
強く抱きしめた



俺はそんな高橋の
頭をなでた





―――――――――――

しばらくすると

高橋はやっと自分の状況が分かったのか



耳まで真っ赤にして
俺から離れようとしていた


俺はそんな高橋をみて
笑っていた。





光弘サイド 終わり



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