今日から私、男子校


笑顔でそう言うと
先生は「良かった」と言って、私の頭をなでた




また私の心はドキッと音をたてた。


なんか調子悪いのかな…と思いながら
先生の部屋から
出ようとすると




先生に腕を捕まれた。


「高橋、今日暇か?」

『…はい、まぁ。』


「良かった。なら今から遊びにいくぞ。」



『えっ!?いきなりどうしてですか?』



「理由なんてないよ。ただ高橋と遊びに行きたくなっただけだ。(ニコッ)」

いたずらっ子のような笑顔で言われて、


私は下を向きながら
頷いた。




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