くじら
















何週間かして先生は家に帰ってきた。






澄さんは平然と先生を迎えた





まるで何もなかったみたいに…











そして何故か父から手紙が来て




家に連れ戻されることになった










何でかはその時は分からなかった






急にきた別れに戸惑いながら彼女と離れた……

































それから何年か過ぎた




僕は大学生になっていた。






澄さんとは手紙やたまに会うことで繋がっていた






けど最近は中々会えなくなっていた…




僕も四年生で進路を決めなくてはいけない時期に来ていた






忙しかった











だから気がつかなかった







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